こんばんは。鈴木です。
前回、アーユルヴェーダの体質チェックはすみましたか?
鈴木はピッタ(火)体質でした!皆様は同でしたか?
では、参りましょう♪
≪バランスが大切≫
誰もが体の中に3つの要素を、割合は違えど持っています。アーユルヴェーダでドーシャのバランスが崩れている、というのは大体そのドーシャが多くなってしまっていることを言います。例えば、ヴァータのバランスが崩れている時は、ヴァータが多すぎてしまっているのです。結果、他のドーシャの比率ひ影響を与えて、本来のその人が生まれ持ったドーシャの比率から遠のいてしまって、不調をきたすことになるのです。
【ヴァータ】(風)体質
ヴァータは風のエネルギー、風と空の要素から構成されています。風のように動く性質をもっているので、好奇心が強く活発、新しいことにも対応できる反面、気まぐれで飽きっぽいというような面もあります。神経質で、緊張やストレスに対する体制も少なく、不安感や恐怖心が強い傾向があります。体の中でのヴァータの役割は、空気が入る空間を確保し、空気が動き回れるようにする事。空気が多すぎたり動きが足りなくなると代謝が滞りやすく、便秘などになりやすくなります。
【ピッタ】(火)体質
ピッタは火のエネルギー、火と水の要素からなり、細胞機能に必要なエネルギーや熱を作り出し、栄養分の消化や代謝を表しています。情熱的でチャレンジ精神も強い一方で完璧主義者になりがちで見栄っ張りなところもあります。そして、食べることが大好き。胃腸が強く消化し、腸は効率よく働きますが、辛いもの、揚げ物を食べ過ぎると、消化不良を起こし、胸やけや軟便、腹痛を伴う排便など、消化、排泄に症状が出ます。また、熱中したり、興奮したり腹を立てやすい傾向にもあるようです。
【カパ】(水)体質
カパは水のエネルギー、水と地の要素から構成され、特徴としては物静かで落ち着いていて、忍耐も強い性格。言動も、ゆっくりしていますが一方で、おおざっぱ、鈍感といった面もあります。水の性質上、何事も蓄積する性格があるので、お金をためるのが上手という一面もあるそうです。
≪それぞの体質に合った「食事」方法を≫
さて、私たちの身体の中に3つのドーシャがあるように、食べ物にもドーシャがあり、それぞれ優先順位性が違ってきます。食べ物も適切に食べれば、お薬にもなり、滋養にもなります。人それぞれのドーシャにあった食べ物を選ぶという事がとても大事であると、アーユルヴェーダでは考えられています。
【ヴァータ(風)体質の人にあった食べ物】
ヴァータの体質の人は、消化のしやすい物を取ることが理想です。また、冷えやすいので生野菜や冷たい食べ物をさけて温かいものを摂るようにしましょう。食事中も気分をリラックスさせて、ゆっくりと食べることが大切です。食欲にムラがあり、食生活が不規則になりがちな人が多い傾向ですが、朝食はしっかりとり、昼食を多めに、夜は軽く済ませると良いです。間食に甘いものをとることもこのタイプの人にはオススメですよ。
オリーブオイルなどの上質なオイルは、感想しがちなヴァータの体質の人には向いている食べ物です。野菜を煮込んだポタージュスープにエキストラバージンオイルを垂らす等、積極的に摂るようにしましょう。
ヴァータが乱れた時は身体を冷やす食べ物、冷たいもの、乾燥したものは避けましょう。飲み物は温かいものにして、野菜は温めたものを食べるようにしましょう。柑橘系のすっぱいものもオススメです。
【ピッタ(火)体質の合った食べ物】
ピッタの人は、消化も強く、食欲旺盛な場ワイが多いようです。身体に熱をためやすいので、冷たいものを摂るように心がけましょう。また、熱性のある食材や辛いスパイスなどは控えた方が良いとされ、塩分の多い食事もピッタを増やすことになります。
ピッタを静める味は、甘味、苦味、渋味であり、野菜中心の食生活や果物を多く取ることがオススメです。可能な限り、菜食を目指しましょう。特に夏は季節柄「火」が強くなり、ピッタ優勢な人は不調をきたしやすくなるので、冷たく元気を回復させることのできる食べ物、サラダ・フルーツ・野菜等がオススメです。
ピッタ過剰を抑えるには果物は酸っぱいものを避け、甘いものがいいでしょう。ドライフルーツはピッタの人にオススメです。火を通したものより、生のものを多く食べるように心掛けましょう。
【カパ(水)体質のひとに合った食べ物】
カパの人は食物の影響を受けにくい人です。比較的脂肪をためやすく、太りやすいので、バターやチーズ、油っこいものは避けましょう。なるべく苦味や渋味、辛味を重点的に、炒めたり温めたりした食事を摂ることが望ましいです。また、甘味の取りすぎにも気をつけないとならないので、果物は甘味・酸味の強いものは避け、渋味があるものを選ぶと良いでしょう。
野菜も甘味があるものや、水分が多いものは避け、苦味・辛味といった刺激が強いものがオススメです。アルコールはビールや蒸留酒よりワインの方が体質に合いますが、甘口は避けたほうがいいでしょう。
カパの性質を抑えるには、代謝を活性化させて体を温めるようなスパイシーで刺激的な食べ物が向いています。また小麦製品、動物性のものもカパ体質には合わないので控えた方がいいそうです。
いかがでしたか?
アーユルヴェーダの基本の3つの要素について、少しはご理解いただけましたか?
アーユルヴェーダはインドに古来より伝わる伝統医術で、とても奥深いもの。今回ご紹介しただけでは、アーユルヴェーダの全てはとても網羅できませんが、自分のドーシャのタイプを知って、日常の食生活に気をつけるなど、上手にアーユルヴェーダを貴女の暮らしにも取り入れてみてくださいね。
5000年以上前から存在するアーユルヴェーダ、すごいですね!
鈴木の体質、「ピッタ」の食べ物は好きですけど、他の体質のものにも好物があります。何事も食べ過ぎず、バランスが取れていれば良いと思います。3つの体質はどの人にも、どの食材にも入っているということですから、ただ、最近不調だな?とか、疲れやすいな?季節の変わり目など、気が付いたときは、参考にすると良いと思います。
写真はいつぞやの朝食です。もち麦入りごはんに納豆、味噌汁、ヨーグルト(今は豆乳ヨーグルト自家製)は毎日食べるようにしています。(梅干と味噌汁の味噌も自家製です)
では、また早いうちに、ブログ更新します!(ほんとかよ!)自分突っ込み(笑)
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